いとことダイビング、埼玉でというところがちょっと不思議で面白いです

大阪に住んでいる仲良しのいとこが、関東の芸大を受験する事になりました。
関西にも芸大はたくさんあるのに関東を受験するというのが
ご両親になかなか理解して貰えなくて苦労したようなのですが、
本当に苦労するのはこれからと言う事で今は予備校で受験対策に余念がないようです。

とりあえず上手く合格出来れば来年からはご近所になれるというのが、
私的にはとても楽しみなのです。
埼玉のダイビングで一緒に習おうよなんて話しています。

ティーカッププードルとトラとかサイとかのデッサン。

芸大に入るにあたり、人物のデッサンができるのは当たり前なのですが、
動物の写実もできることが望まれます。
デッサンは空間を読む力が求められますが、
また写実する構造を把握する力も同時に求められます。
人のデッサンの場合、関節や筋肉の可動域や動きが把握できて、
初めて自然で美しいデッサンが可能になります。

しかし、動物などは人間とは違う関節行きや筋肉の動きをします。
ティーカッププードルなど、みじかな動物の場合はどこかで見てなんとか描くことができますが、
トラやサイなどのなかなか見ることができない場合は、
想像力を駆使し構造を把握することが重要です。
4足歩行の動物や鳥類など、構造を分類意識して人以外もデッサンしましょう。

横浜の造園だって、台場で見る舞台だって美しさを追求した芸術。

紙に向かうだけが芸術ではありません。
横浜の造園だって、台場で見る舞台だって美しさを追求した芸術です。
しかし、何でも芸術だと言われると心外ではあります。
最近は、先駆者精神ばかりが焦って、奇を衒ったものばかり見る気がします。

テレビで消しカスや鉛筆の削りカスのアートが紹介されていましたが、
だからなんだ、と思ってしまったのは私だけなのでしょうか。
時間をかけてそれなりにできてはいますが、
やろうと思えばプロモデラーの人の方がずっと綺麗にできると思うのです。
芸術はアイデアだとしたら、芸術は特許だらけになって、
それは芸術ではなくただの商品になるでしょう。

上大岡に賃貸を探していた頃、芸術家向けと言われた部屋。

オリンピックの諸々問題があって、
芸大への世間の見る目がなかなか厳しいものとなっています。
そもそも一般人と芸術となるとやや壁があるもので、
パソコンでデザイン出来る時代になったとはいえ、
各々が確立した芸術性を持っている訳ではないのです。

もちろんこれは芸術家にも言えることですが。
以前、上大岡に賃貸を探していた頃、芸術家向けと言われ部屋を紹介されたのですが、
緑やら黄色やらで壁が塗られていて、異様な空間になっていました。
他人に理解できことを全て芸術と言われると困ってしまう典型でした。
禅問答のようですが、本人が芸術というものだけが芸術ではなく、
他人から認めれるだけが芸術でもない、といった芸術は繊細なエリアだと思うのです。